「悟り」について
悟りとはインドに古くからあった考え方で
迷いがなくなって永遠の真理を会得することとされています
有名なのはゴータマ・シッダールタ(仏陀 いわゆるお釈迦様)の話です
私は今まで「悟り」について考えてきましたが
疑問だったのは
迷わないイコール考えないという事なので
考えないやつはバカなのでは
という事でした
ある説では
進歩や競争の道を降りた人が「悟った」人らしいのですが
そういった人間が優れた人間と言えるのか?
と言う疑問があります
私は「超意識が目覚める」みたいなのは信じない派です
人間は選択が生まれたときには迷ったり考えたりするわけで
考えたり迷ったりしない人間がいたとしたら
スゲー奴かもしれないけど馬鹿かもしれないと思うわけです
悟りには
「物事をありのままに見る」説もありますが
人間っていうのは
人によって見えてる世界が違うんですよね
例えば
お腹が空いているラーメンが大好きな人と
満腹でラーメンが嫌いな人とでは
同じラーメンでも全く違うものに見えるに違いないのです
なので「悟り」と言うものがあるにしても
「その人にとっての悟り」でしかありえないと思います
因みに私は「人生は死ぬまで修行」だと思っていて
他人の「悟り」を否定するつもりは無いですが
他人の「悟り」が私の修業のためになるかどうかは私が判断します
以上 私の考える「悟り」でした
読んでいただき有り難うございました